レンズ:smc PENTAX-M 1:1.4 50mm

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smc PENTAX-M 1:1.4 50mm

目次

概要

  • オートフォーカス:不可
  • 自動露出:不可
  • マウント:Kマウント

35mm版PENTAXのKマウントレンズとして無印PENTAXに引き続いて発売された通称Mレンズと呼ばれるPENTAX-Mシリーズのひとつ。しっかりとしたつくりとなっており手にしたとき大きさの割にずっしりとした重さに意外感を感じるレンズとなっています。

最短撮影距離は45cmで、花など寄りたいと思うような被写体に対してはやや近づき足りない印象があります。そのような用途には同じ焦点距離でマクロ用のレンズがあるのでそちらを選ぶ必要があるようです。 なお、クローズアップレンズをこのレンズに取り付けることで、1:2.7までの接写は可能になりますが、50mmマクロが1:2の接写が可能ですから、やはり近づいて撮りたい被写体がある場合はクローズアップレンズとの組み合わせを考えるよりは素直にマクロレンズを準備するか接写リングを使用すべきだと感じます。

なお、接写リングとの組み合わせは意外なほどに便利(絞り優先オートが使用可能になる)で、描写もクローズアップレンズと比較して圧倒的に高画質が得られると感じます。

マクロ撮影ではピントあわせはマニュアルになることが多いことを考えると、値段との相談になりますが、接写リングを使用するというのは意外なほどにお得な組み合わせと言えるかもしれません。

MレンズではF1.2のレンズが存在していないことから、この世代のレンズとしてはF1.4のこのレンズが最も明るいレンズとなります。そのためかなり古いレンズでオートフォーカス、自動露出ができないレンズであるにもかかわらず現在でも人気の高いレンズと言えそうです。

絞り

設定できる絞り(ノッチのあるもの)は以下の通り。

  • 1.4/2/2.4/2.8/3.4/4/4.8/5.6/6.7/8/9.5/11/13/16/22

絞りリング上に数値の刻印があるものは以下の通り。

  • 1.4/2/2.8/4/5.6/8/11/16/22

描写

描写に関しては個人の感じ方が違うため一概には言えませんが、「とろとろ」と「ピシッ」の両方を兼ね備えるレンズと感じています。

開放のF1.4では、とにかくピントが合っている範囲が狭いためソフトフィルターを使ったようなとろとろの印象の写真となります。ピントを合わせてからレリーズするまでの間にほんのわずかでも被写体が動くか、逆に構えたカメラが前後すると狙った位置にピントが来ずピンボケ写真となってしまうほど被写界深度が浅いレンズです。

一段絞ってF2で使用すると、F1.4と比べてとろとろ感が薄れピシッとした印象が強くなってきます。とはいえF2であっても被写界深度が浅いのは間違いなく撮影が難しいのは変わりありません。

作例

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