レンズ:TAMRON AF 28-300mm F/3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO (185D)

提供:Lens Encyclopedia
移動: 案内, 検索
TAMRON AF 28-300mm F/3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO (185D)

目次

概要

仕様などの詳細はメーカーのウェブサイトを確認してください。

28mmから300mmまで常用すると思われるほぼすべての範囲をこれ一本でカバーします。その印象からすると「えっ」と思うほど短いレンズで、重量もこれ一本だけ持っていればよいと言う安心感を考えれば十分に許容できる範囲かと思います。

商品名にMACROと入っている通り、300mm級のレンズとしてはかなり接近して撮影することが可能です(300mmで82cm)。ただし271Dと同様で、ズームすると最短撮影可能距離が変わるため使いやすいとは言いづらい感があります。とはいえお気軽マクロ撮影まで可能なレンズですからとてつもなく使用可能な状況が広い、まさに「これ一本」レンズと言えそうです。

レンズを換えている暇を作れないような運動会の撮影係さんみたいな人にとってはぜひとも手に入れたい一本と言えそうです。中古市場では状態の良いものでも1万円以下で入手できるほど値段がこなれていますが、すぐに売れてしまう類のレンズですので「これ一本」を狙っている方は見つけたら即ゲットするぐらいの勢いで行かないとなかなか手に入れられないかもしれません。

画角の違い

28mmから300mmと10倍を超えるズームレンズですので、ワイド端とテレ端の絵を紹介しておきます。

28mm 300mm

1枚目の中央にとても小さく写っている鉄塔が300mmまでズームするとこれだけの大きさで撮影することが可能になります。通常使いたいと思うような画角はほぼカバーされていると言って良いかと思います。

雑感

携帯性やこれ一本と言う部分に力が入りすぎたのか、画質的には2段程度絞らないとなかなか思ったような絵が撮れない印象があります。筆者の腕が悪い部分を割り引いたとしても200mmを超える望遠を使う場合には絞り開放での撮影はちょっと控えたいと言う印象のレンズです。

とは言え200mmを越える部分ではかなりの望遠ですので、2段ほど絞っても前後は相当にぼけてくれますから、この2段分を捨てても実はほとんど困りません。ついでに暗いところで使う類のレンズではないのでこれまた2段分ぐらい捨ててもやっぱり困ることはありません。

もし困るとしたら、テレコンバージョンレンズなどをはさんで300mmをさらに伸ばしたいというときに、1段露出をあげないとならないときでしょうか。こういう状況で狙っているのは小鳥だったり動きがあるものであることが多いので、シャッター速度が稼げなくなるのは大きなマイナス点かもしれません。

あるいはマクロ撮影で薄いピントを強調したいときも困るかもしれませんね。ただそこまでやるならマクロレンズを使うでしょうから、この部分では文句を言うべきではないような気がします。

そんなわけで、これ一本レンズとして割り切って使う分には非常に使いやすいですが、何か追い込もうとしたときには不足が目立ってくるレンズと書いておくことにしましょう。

作例

個人用ツール