レンズ:Canon EF 28-90mm F4-5.6 II USM

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シルバー
Canon EF 28-90mm F4-5.6 II USM
前面

目次

概要

2002年9月発売のレンズ。

EOS Kiss のレンズキット用の標準ズームレンズとして製造販売されました。

この当時はまだまだフィルムカメラが中心であり、キットレンズと言えばチープなイメージがつきまとっていた時代のレンズとなります。

とは言え、28-80mmが中心であったキットレンズが望遠側に少々伸びたのは評価できる点。特に現在(2009年4月)市場の中心となっているAPS-Cタイプのデジタルカメラで使用したときには、35mm換算で44.8mm-144mmのズーム領域となって、思った以上に使えるレンズとの印象があります。

現在はすでに後継のCanon EF 28-90mm F4-5.6 IIIもすでに製造中止となっており、中古市場でのみの流通となっていますが、状態の良いものであればお手軽なお散歩レンズとして重宝するレンズと言えるのではないでしょうか。光学的には後継のレンズもこのレンズと同じ。電子的な部分(AF速度など)で改善が進んだようですが、写りと言う部分では変わらないと考えて良さそうです。また撮影時に記録されるレンズのIDも後継のレンズと区別がつかなくなっており、撮った時に記録しておかないと後で調べようにもどっちがどっちだったかわからなくなること必定です。他のメーカーでもそうですが、なんで違うIDをふらなかったのか不思議でしかたがありません。

マウント部もコストを重視した結果としてプラマウントとなっており、写欲をかきたてるようなタイプのレンズではありません。

見過ごされがちな点ですが、これだけのズーム領域を持っていながら最短撮影可能距離は38cmと短め。テレ端で最短撮影可能距離まで寄れば思った以上に寄った印象の写真を撮ることが可能になっています。

接写リング(エクステンションチューブ)と組み合わせるとレンズ端からほとんど0cmの接写が可能となり、倍率もほぼ1:1まで可能となってきます。中古市場で安価なボディと組み合わせることでびっくりするほど安価なマクロ撮影システムが組める面白いレンズと言えるのではないでしょうか。

現在のデジタルカメラでも試してみましたがまったく問題なく使用可能でした。サブカメラに付けっぱなしにしておくレンズを探しているような方にはお勧めできるレンズと言えるのではないでしょうか。

接写優位性

このレンズは標準レンズと言う位置づけですが、テレ端90mmで最短撮影可能距離が38cmとなっており、APS-C判のデジタル一眼レフで使用すると、びっくりするほどの接写が可能となるレンズです。

このレンズとワイド端は28mmと同じで、テレ端が105mmとやや長くなっているCanon EF 28-105mm F3.5-4.5 USMと接写の比較を行なってみました。

光学的にも28-105の方が圧倒的に優れていると言われていますが、こと接写に関してだけは28-90mmに大きく軍配があがるように感じます。

一枚目が28-90mmのテレ端90mm+最短撮影可能距離38cmまで接近して撮影。二枚目が28-105mmのテレ端105mm+最短撮影可能距離50cmにて撮影したものとなります。接写では焦点距離の長さよりも最短撮影可能距離の方が効くということが良く分かる例となっているのではないでしょうか。

28-90mm接写 28-105mm接写

さらに、28-90mmに接写リングを組み合わせることで、次のサンプルのように1:1をはるかに超える接写まで可能になると知ってしまうと、へたなマクロレンズに手を出す気がなくなってしまうかもしれませんね。

エクステンションチューブ使用

リンク

作例

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