カメラボディ:EOS D60

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EOS D60

目次

概要

D30から画素数の大幅な向上をはたして登場した普及価格帯デジタル一眼レフ。

画素数の向上を急ぎすぎた感があり、ISO感度の設定も100~1000と、D30で可能だった1600の設定ができなくなっています。このような弊害は見られるものの画素数が増えたことによる解像感の向上やノイズが目立たなくなるなど画質的にはD30水準は越えたと感じることができるボディです。

発色は10Dで一新される前のこってり系。D30と同様の妙に原色に寄った印象の強い絵がでてくるようです。

この発色が忘れられず、新しいボディに買い換えた後でこのボディがふたたび手に入れたくなる向きが多い様子。中古市場では後継の10D以上の人気を誇るボディとなっているようです。

仕様等

詳細な使用についてはキャノンのウェブサイトを参照してください。

メディア

コンパクトフラッシュが使用可能です。

2GB以下の容量のものではなんら問題なく使用可能でしたが、16GのメディアではError CFとなるようです。さすがにD30のころとは違って起動すらしないと言うようなものではなくなっていますが、使えないのは変わりません。

ファームウェアの更新で対応できないものかと思うのですが残念なところです。

画素数

3072x2048=6291456で、630万画素との表記となっているようです。

311万画素だったD30から一気に2倍以上の画素数に引き上げられたのは驚き以外の何物でもありません。

さすがにこの画素数を増やすことが第一の目標となって一画素あたりの面積が半分になってしまったことからさすがにISO感度を同等のままにすることができなかったようです。最高感度がISO-1000に抑えられてしまったのはかなり残念な部分といわざるを得ません。

ISO感度

ISO感度はまだこのボディが発売された当時では露出手段の一つとして考えられていなかったようで、設定はかなりめんどうくさいメニューの操作を行なわなければならない位置にあったりします。

新しいボディではISO感度を簡単に変えられるようになっていることを思うとこのあたりは時代を感じてしまう部分でしょう。

設定可能なISO感度は、100、200、400、800、そして「1000」となっています。

最初この事実を知ったときにはかなり「はぁ?」とか思いましたが、実際に写真を撮ってみてこの1600を有効にしなかったキャノン技術陣の良識と言うものに感服した一部分と言えます。

実際に感度を変えて撮影したサンプルを見てもらいましょう。ノイズの感じがわかりやすい部分を480x320のサイズで元写真から切り抜いてあります。

ISO-100 ISO-200 ISO-400 ISO-800 ISO-1000

少なくともこの絵を見る限り、ISO-1000は使える感度と考えて間違いないような気がします。

と言うわけで、早速一枚。

和菓子屋

  • F5.6
  • 1/45秒
  • ISO-1000
  • 18mm(29mm)

630万画素の写真をこの程度にまで縮小するなら、設定できるISO感度全域が使用可能と考えて間違いないような感じです。

作例

リンク

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