カメラボディ:EOS 5D

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EOS 5D

目次

概要

キャノンの中級機に投入された35mmフルサイズ判意欲作。

二桁シリーズと並んで、中級の一桁シリーズとなっています。

発売は、2005年9月で、キャノンの中級機のラインナップ上に35mmフルサイズが投入されたことに驚きと歓迎を持って迎え入れられた製品となります。

上位の35mm判である1Dsでそれなりにコスト回収が済んだ撮像素子を流用するのではなく、有効画素数1280万画素、総画素数1330万の5D専用のCMOSセンサーを搭載しています。にもかかわらず発売当初から価格が抑えられており(とは言っても比較対象となる35mm判のものが高すぎた?)、35mm判でレンズ本来の画角と性能を手に入れられるカメラとして入手困難な状態が続いたようです。

2009年1月現在、後継となる5D Mark IIが発売されており、5D自体はすでに生産自体は終了しているようですが、まだ新品が市場に残っているようです。とはいえ新しい5D Mark IIの価格と差が少ないため、性能差を考えて新品での入手を行なう必要があるのかどうかは微妙と言えそうです。

仕様等

仕様については、キャノンのウェブサイトを参照してください。

メディア

保存用のメディアはキャノンのデジタル一眼の共通とも言うべきコンパクトフラッシュとなります。当方手持ちのコンパクトフラッシュで確認した範囲では、8Gまでのメディアはまったく問題なく使用可能でした。

もちろんこの世代のカメラですから、高速な大容量のコンパクトフラッシュを使用するのが良さそうです。

画素数

画素数は4368×2912=12,719,616で1280万画素となっています。

フルサイズの撮像素子を使用していますので、APS-C判の撮像素子で行くと600万画素クラスということになるでしょうか。

EOS 5D Mark II世代でようやく本格的に撮像素子の改良が進みはじめたところですし、それ以前であればAPS-Cの600万画素クラスの撮像素子がもっともバランスが良かったと評価されていることから、5Dでもほぼこのサイズの画素を生み出す撮像素子を採用したということなのかもしれません。

保存形式

コンパクトフラッシュに保存可能な形式は、JPEG(6通り)、JPEG+RAW(6通り)およびRAW形式となります。

Lサイズが4368×2912(1280万画素)、Mサイズが3168×2112(670万画素)、Sサイズが2496×1664(415万画素)となっており、どこがSやねんと思ったとかいうのは内緒の話です。

ISO感度

ISO感度は50(L)、100~1600、3200(H)が使用可能です。

以下に、ISO-50、100、200、400、800、1600、3200の撮影サンプルを示します。

ISO-50 ISO-100 ISO-200 ISO-400 ISO-800 ISO-1600 ISO-3200

ISO-800までは完全に実用域、ISO-1600あたりで意見が分かれてきそうな感じです。ただし、1280万画素の中から480x320を切り出していますのでこのノイズ感もパソコンの画面いっぱいで見る程度に縮小されるとあまり気にはならないようです。

以下に、暗い室内での黒いわんこというほとんど手ぶれして当たり前状態の撮影サンプルを示します。

わんこ

  • F2.8
  • 1/50秒
  • ISO-3200
  • 50mm

色のりがちょっと悪いなぁという印象はありますが、なんと信じられないことにISO-3200が実用域です。

作例

リンク

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